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頸動脈エコーについて

頸動脈エコーとは

頸動脈エコーは、視覚的に動脈硬化の診断ができる簡便な検査で、痛みも被曝もありません。動脈硬化を起こすと、血管壁が肥厚したり、硬くなったりしますが、その様子が画像で簡単にわかります。こうして動脈硬化の進行度を調べることにより、全身の動脈硬化程度を評価できます。








【動脈硬化の評価】

血管壁は3層に分けることができ、内膜と中膜の厚さ(内膜中膜複合体:IMT)を測って、動脈硬化の有無を調べます。

心臓の栄養血管である冠動脈硬化や閉塞性動脈硬化症(ASO)などの全身の動脈硬化と相関します。

65歳以上のかたでIMTが1.2mm以上の厚さがあると脳梗塞のリスクだけでなく、心筋梗塞などの心血管イベントのリスクが上がるといわれています。


【血管のつまり具合】

頸動脈の血管腔を観察し、血管がせまくなっていないかを調べます。


【プラークの評価】

1㎜を超える局所的な血管壁の隆起をプラークと呼びます。頸動脈エコーでは、

プラークの大きさ、形状、および硬さなどの状態を調べます。




















頸動脈エコーは、首にゼリーをつけて行います。検査時間は20分程度です。

検査時は首を出していただきたいので、襟が無い服装でお願いいたします。


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